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幾寅駅 廃止 ぽっぽやロケ地の歴史を振り返る:根室本線廃止

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根室本線の廃止が決定となり、ぽっぽやのロケ地として知られる幾寅駅も閉鎖が決まりました。幾寅はただの鉄道の拠点にとどまらず、地域の活気と文化を象徴する存在として、多くの人々に親しまれています。今回の記事では幾寅駅の歴史と魅力をご紹介します。

幾寅駅 廃止 歴史と概要

幾寅駅の概要

幾寅駅は1902年に十勝線の一部として開業しました。その後、1921年に根室本線に組み込まれ、路線名が改称されました。
駅舎は1933年に建てられた木造のもので、腰折れ屋根と横板張りの外壁が特徴です。
1999年に公開された浅田次郎原作の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケで使用されました。
幾寅駅には「幾寅」という駅名の表示はありません。映画に登場する「幌舞(ほろまい)」駅として知られています。待合室には高倉健さん主演の同名の映画関連の展示があり、使用された列車も展示されており、観光スポットとなっています。

2016年8月の台風災害により、幾寅駅を含む東鹿越駅から新得駅までの区間は休止中であり、バス代行輸送が行われていました。

北海道空知郡南富良野町幾寅

 

根室本線 廃止

JR北海道の根室本線の富良野から新得までの区間は、全体で81.7kmに及びます。しかし、そのうちの東鹿越から新得までの41.5km区間は、2016年8月31日に発生した台風10号による被害を受け、鉄道が不通となりました。その後、代行輸送としてバスが運行されていますが、鉄路の復旧が進まず、結果として廃止されることが決定されました。

2024年4月から根室線(富良野・新得間)鉄道事業が廃止されることになりました。それに伴い、富良野市と南富良野町(幾寅地区)を結ぶための路線バスを延伸・増便し、また富良野市と金山地区を結ぶ町営バスも新設されることとなりました。

まとめ

惜しまれつつ廃線となる幾寅駅についてご紹介しました。

映画ファンでなくても一度は訪れてみたい人気の観光スポットです。

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