2024年の札幌ライラックまつり。札幌市の初夏の風物詩でもあるこのイベントは、毎年多くの人々を魅了し、春の訪れを祝う特別な時期です。さわやかな青い空に映えるライラックの花々は、市内各所で色鮮やかに咲き誇り、香り高い風景を演出します。
2024年のイベントの概要について解説します。
さっぽろライラックまつり2024の日程・会場
2024さっぽろライラックまつり(第66回)
会 場
大通会場 :大通公園西5丁目~7丁目 (中央区大通西5丁目~7丁目)
大通5丁目:ライラック販売・展示スペース
大通6丁目:グルメブース・音楽イベント
大通7丁目:道産ワインブース
となっていました。
川下会場 :川下公園 (白石区川下2651番地3外)
2023年はスタンプラリーイベントや、コンサートが開催されていました。
開催期間
大通会場 :5月15日(水)~26日(日)12日間
川下会場 :5月25日(土)、26日(日)2日間(予定)
雨天時は、状況によって一部イベントが変更・中止になることがあります。
公式サイトでの確認をお願いします。
イベント
例年、苗木の配布(先着)や相談会、飲食ブースやマーケットの出店などが行われています。
2023年は大通会場では初日に、川下公園会場では5/27(土)に苗木の無料配布が行われていました。先着でなくなり次第終了ですので、2024年は日程を確認の上ご参加ください。
駐車場
大通会場(大通公園)には駐車場はないので、周辺の有料駐車場などを利用しましょう。
川下会場(川下公園)には駐車場があります。 詳細はこちら(川下公園HP)をご覧ください。
札幌市とライラックの関係
ライラックが札幌市の市木となった由来
日本に初めてライラックが持ち込まれたのは1879年とされています。
昭和35年、札幌市が人口50万人を突破し、ポートランド市との姉妹都市提携を祝して、札幌にふさわしい花(スズラン)、木(ライラック)、鳥(カッコウ)が選定されました。
川下公園のライラックの森について
1991年10月、札幌市の委託を受けて策定された「川下公園ライラックの森基本構想」に基づき、ライラックの森が造成されました。
当時、日本ではライラックの品種の導入が遅れており、まとまったコレクションは存在しませんでした。そこで、札幌市は市木であるライラックの魅力を広く市民や多くの人々に楽しんでもらうため、ライラック園の造成を行いました。
川下公園のライラックは、札幌の気候に適した品種が選ばれ、多くはカナダのロイヤル・ボタニカル・ガーデンズから供給された枝を接ぎ木して増殖させたものです。他にもアメリカ、中国、ドイツからも収集されました。
川下公園では200種類近いライラックが咲き、それぞれのライラックには名札が立てられ、品種名や作出者、原産国が一目で分かるようになっています。
ライラック花言葉をチェック!
ライラックの花言葉は色によって異なります。
紫のライラック
紫のライラックは、「恋のめばえ」「初恋」という花言葉を持っています。春の訪れを感じさせるライラックの花言葉は、新しい恋の始まりや初めての恋に対するワクワク、ドキドキする感情を表します。新たなスタートや大切な人への愛情を込めて、紫のライラックを贈ってみませんか?
白のライラック
白のライラックは、「若さ」「無邪気」「青春の喜び」という花言葉を持ちます。清潔感あふれる凛とした白い花は、無垢な若さや純粋さを表し、活力に満ちた青春を表します。新たなスタートを切る人や成長中の若者に贈られると、その人生の旅を祝う意味があります。また、自分自身へのご褒美や、若々しさを保つためのシンボルにしても最適です。白のライラックを飾って、若さや新たな気持ちに浸ってみましょう。
ピンクのライラック
ピンクのライラックは「思い出」を表す花言葉を持ちます。優しく美しい花は、過去の素晴らしい思い出や特別な瞬間を想い起させ、心を温めてくれます。特別な日や記念日にピンクのライラックを贈ることで、相手との思い出を大切にするメッセージを伝えることができます。思い出を込めた花を贈る際には、ピンクのライラックを加えてみてください。
まとめ
さっぽろライラックまつりの概要とライラックについての豆知識を解説しました。今年も多彩なイベントや楽しいアクティビティが予定され、地元の食や文化を満喫できる機会でもあります。美しく香り高いライラックに包まれ、春の訪れを感じましょう。
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